キプロス問題で、ユーロが売り込まれ、1.2820まで下落する。いったん、1.2750あたりまで、売り込まれたが、週末で、1.2820まで、ユーロが値を戻した。
気になるのは、豪ドルであり、豪ドルは、相場がリスク選好状態で、買われる通貨であり、これが売られていないというところが、不思議なところである。
豪ドルは、若干、週のはじめから考えると、売り込まれているが、今週は、豪準備銀行の政策金利があり、これに対する反応であると考えられる。
今週は、豪準備銀行、日銀、ECBがあり、これで相場が動きそうである。これに、キプロス問題が絡んでくることになりそうであるが、キプロスの問題も、銀行預金に対する課税で手打ちになりそうなので、そろそろ、先が見えてきそうである。
豪ドルの動きが、豪準備銀行の政策金利がらみのものであるのであれば、豪ドルが、動きそうであるが、キプロス問題もあり、なかなか、一筋縄ではいきそうもなさそうである。ユーロ以外の通貨の動きは、それほどでなく、ユーロのみが動いている。リスク回避の動きでなく、ユーロを売ろうという動きが、出ているということである。ユーロが売られるということと、リスク回避の動きはイコールではない。株価も、一時的に売り込まれた程度であり、いっきに、売り込まれるということもない。
ユーロが面白いところまで売り込まれているので、ECB前に、すこし、遊んでみてもいいかもしれないと考えているところである。
週の前半、火曜に、ユーロ買いをしてもいいかもしれないと思っているところである。
木曜日に、アメリカの失業率があるので、指標で、重要そうなのは、これぐらいである。
<為替相場>
ドル円 93.20~94.80
ユーロ円 118.20~122.20
ユーロドル 1.2720~1.3050
キプロス問題が片付きそうなので、ユーロが、そろそろ、戻ってもよさそうなころあいである。ユーロが、さらに大きく動くのであれば、ユーロを買いたいと考えている(1.2520あたりの下落はあり得るかも)。
豪準備銀行(4月2日)、日銀(4月3日、4日、必要ないのになぜか二日間の日程)、ECB(4月4日)が、重要ポイントであり、豪ドルは、現状は、豪準備銀行の政策金利まえのポジション調整であると考えられるので、よっぽどのことがない限り、一時的な、利食いののちの、続伸というところが、穏当なところであるだろう。
<株式相場>
日経平均 12150~12620
大きく上下したが、結局は、横ばい。ダウも横ばいで、様子見というところである。円のレート次第で動きそうである。日銀の金融政策が、カギを握っていそうである。
下げれば買い増しを合言葉に、相場を見るというところか。