キプロス問題はどっちに転んでも飛び火する

28日からの銀行再開に当たって、キプロス政府は資金流出を防ぐために様々な規制を打ち出すこととなった。
小切手の現金化を禁止し、国外に持ち出せる現金の額に上限を設け、さらにクレジットカードの利用制限(海外での利用分)を設け・・・。

もし仮に、こうした資本規制下にあって、キプロス国民が大人しく従うことになれば、それこそ資本規制成功例として、他の周縁諸国にも適用が可能となるのである。

ベイルイン(預金者による損失負担)しかり、資本規制しかり、すべてにおいて今、キプロスで壮大な実験がなされているのである。

 

キプロスが上手くまとまったらその他の国(ギリシャやイタリア等々、長きに渡って財政難が問題となってるユーロ圏の国々すべてに)同じ政策を“右に習えさせる”のだ。

 

逆に、キプロスが上手くまとまらなかったら、それは敢えて書かずとも皆さん想像がつくでしょう。

 

『キプロス問題が解決しそうで安心』なんて言葉、どうしてアナリスト達は書けるのだろう。

 

 

 

備えあれば憂いなし。

石橋を叩いて渡るに越した事はない。

 

By 兄




2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件

叩ぃて壊すほど叩けとゎ言ゎなぃゎ。

でももし壊れてしまったら遠回りして壊れなぃ橋を渡ればぃぃのょ

 

From らっこ妻

tenkaさん

石橋を叩いて壊すと渡れない。

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