先週金曜日の米国株式相場は反発した(DJIA +90.54 @14,512.03, NASDAQ +22.40 @3,245.00)。キプロスがEU、IMF、ECBとその支援で合意し、為替レートが円安方向へ動いたこともあり、本日の日本株全般は反発する銘柄が多かった。東証1部では上昇銘柄数が927に対して,下落銘柄数は642となった。騰落レシオは143.98%まで急伸したので、短期的な高値警戒感が高まりそうだ。東証1部の売買代金は1兆9914億円。円安を好感して自動車や電機などの輸出関連銘柄が上げただけでなく、金融緩和で大きな恩恵を受けるであろうその他金融や不動産も上げた。
TOPIXも日経平均も大幅反発した。2月28日以来、10日移動平均線の上にあり、時の利は買いが続いている。25日移動平均線が上向きなので、買い狙いが定石である。ただし、銘柄により上昇トレンドラインを割り込んでいる銘柄も散見される。上昇トレンドラインを割り込んだ銘柄も時には大きく反発する(例えば、8515アイフル)がその反発力は継続しにくいと考えた方が無難であろう。
TOPIX +9 @1,047
日経平均 +208円 @12,546円