以下、テレ朝ニュースより、、、
中国の習近平国家出席が就任後、初の外遊でロシアを訪問しました。プーチン大統領と会談し、領土問題などで連携を確認しました。
習氏は会談で、「互いの政治的な支持を強め、両国の主権を守る努力を強化していく」と強調しました。プーチン大統領も「ロ中の関係は、世界政治で最も重要だ」と応じました。会談後、両首脳は、領土問題や安全保障問題などで協力することを盛り込んだ共同声明に調印しました。両国とも日本との間で領土問題を抱えていて、結束を確認することで日本をけん制する思惑があるとみられます。習氏にとって今回の訪問は、14日に国家主席に就任してから初の外国訪問で、外交デビューになります。
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ロシアの中国接近は、日本の経済協力を呼び込む誘い水に過ぎない。
ロシアに技術供与、経済援助するお人好し国家は日本くらいしかないから。
中国はロシアの強大化を望まず(南方、東方に係争だらけなので)、ロシアも中国の極東進出に頭を痛めている以上、中国の強大化は望まない。
ロシアと中国は本気で手を握れない。
ロシアに技術援助、経済援助する国がなければ、北東アジアは放っておいても中国vs日露になる。
日露の国交正常化がなくても、日露反目でも、結果的に日本、ロシア個々に中国の脅威に対抗する図式になる。 中国が強大化した以上、必然そうなるのです。
中国が強大化したうえ、ロシアが強大化すれば、日本には非常に面倒なことになる。
そのときこそ、中ロ連携で日本を食い合うようになる。
だから、中国、ロシアが接近を装っても、日本はロシアに接近すべきでないし、ロシアとの国交正常化を急ぐ必要はないし、ロシアに経済協力する必要もない。
テレ朝ニュースは毎度のことながら、親中、親露的なんですよね。 一体、どこの国のマスコミなのか?
(補足) 今回の中ロ接近は、シェールガス、シェールオイル革命で資源価格暴落に怯えるロシアと、シェールガス革命等があってもそれを安く手に入れられないリスクが高い中国の、資源を巡る一時的取引成立にすぎない。
今後の価格交渉で中ロ間にあつれきが起きるでしょうが、テレ朝はそれを報じないでしょうねえ。 日本に有利になり、中ロに都合の悪いことは報じないのが、この局の方針でしょうから