昨年の7月くらいにキプロスが欧州連銀に
経済支援を要請していたことから始まる。
ユーロがその支援額を100億ユーロに圧縮しようとしたことから
キプロスにも58億ユーロを自分達で捻出しなさいと要求した。
確かに支援するからには、支援相手国自体も努力をして欲しいというのは
支援側の最もな・かつ当たり前の要求だ。
キプロスはそこで58億ユーロの資金を捻出するために、
市民の銀行に預けている預金に課税をすることで解決しようとした。
(ユーロからの提案だったのか?)
これには国民は驚き・怒った。
他にももっとできることがあるのに、銀行預金から?
無駄な公共投資などを削減し、政府機能を縮小するなどあるだろう?
ということ。
しかも、銀行預金を凍結して預金者が引き出せないようにした
というから、預金を人質にとられ、何もできない状態だ。
キプロス国民の間からそんなんなら、ユーロから離脱しても構わない!!
という声が上がっても不思議ではない。
キプロスがユーロ離脱するなら、われわれも!!
と後に続く国が現れても不思議では無いはず。
そうなると、ユーロが崩壊するという懸念が出ても不思議では無い。
逆にキプロスへの支援額を増加していたらどうなっていたか。
経済危機に陥った国はECBに支援を求めれば必ず救われる
という甘い考えが許されることになる(もちろんユーロ諸国のみ)。
ユーロ圏の中で経営状態のよい国がすべてを背負わされることになる。
当然ドイツだろう。
たぶんドイツは怒って確実にユーロを脱退するだろう。
主要国が離脱するのだから、ユーロは当然崩壊。
どちらにしろ、ユーロが存続するかどうかという問題になりそう。
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03.22の損益: +32,310円
前日比 : -8.5%
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マーベラスさんがまたしても下げています。
でも、57,000円あたりの窓を埋めました。
上昇を希望します。
夢真さんなかなか上がりません…
業績良いのに上がらないということもありますね。
テレビなどでも取り上げられているのにねぇ…