先週金曜日の米国株式相場は小幅反落した(DJIA -25.03 @14,514.11, NASDAQ -9.86 @3,249.07)。キプロスへの金融支援の条件として、銀行預金者から課徴金を徴収することが先週末のユーロ圏の財務相会合で決まった。その結果、今週、キプロスでは預金の取り付け騒ぎが予想されるなか、円は対ドル(94円台半ばへ)でも対ユーロ(121円台後半へ)でも急騰した。これらを受けて、本日の日本株全般は下げる銘柄が大多数だった。東証1部では、上昇銘柄数が453に対して、下落銘柄数は1,179となった。騰落レシオは119.69%。東証1部の売買代金は2兆1679億円。
TOPIXも日経平均も窓を空けて大幅反落した。昨年11月中旬以来の上昇トレンドラインはまだ崩れていない。為替相場次第で大きく上下しそうだ。かなり高くなっていただけに、下げるときは下げ幅が大きくなりやすい。
TOPIX -23 @1,028
日経平均 -340円 @12,221円