アベノミクスによる円安になってドル建てで見る日経平均株価はさほど高過ぎる事はない。
欧米のヘッジファンドや投機筋が日本株を買い漁る理由も分かる。
「騰がる株価には乗る」のが彼らの投資法。1週間で1兆円も株を買う筈だね。
そうなると今後は大相場になる可能性だって十分あり得る事になる。
現在の株価はその過程にあるとういう説にもうなずける。
問題は循環がうまく回っている間はみんなが儲けた気分になるのだが、いつの日にかは買われた株は売られて利益確定となる。
或いは途中ででも利益確定は起こり得る。
株式投資では全員が儲かる事などあり得ない。
儲かった人がいた半面損した人も当然いる。
上昇相場なのに損が出て「株式投資は難しい」と思っている人は多い筈。
昨年の株安時に買って売らずに保有している人が一番利益が多いかも知れないね。
でも人情として「利益確定」という実利を味わって見たい気持ちもわかる。
それで株を止めていれば立派だが大抵はまた株に手を出している。
今度買った時は前回よりは株価が上がっているから同時に危険性も増えている。
株式投資は「勝ち易い時に入り難しい時には休む」、このメリハリが効いた行動が取れたらいいね。
日記を見渡していても「衝動で買った」なんて記述も結構多い。
「勝った人の合計金額」と「負けた人の合計金額」は等しい。人数ではなくて金額が釣り合う。
ところが人数は勝った人の数が圧倒的に少ない。つまりは少数派が大儲けして多数派が損を出している。結局最後はそうなるのが株式投資の真実。
今は勝っていてもいつかは負けて儲けを吐き出しその上、追い出しさえもする投資家は多い。
今週は為替も株価も荒れそうな予感がする。
損は出来得る限り少なく食い止めるのが「株式投資必勝法」の極意。
守れている個人投資家はどれ程いるだろうかな~?


