小宮山泰子議員の兄に懲役7年 「政治家一族の信用悪用」

arama-さん

 宝くじ販売事業をめぐり、知人2人から計2億5千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた宝くじ販売会社役員小宮山徹被告(51)に東京地裁は15日、「政治家一族の社会的信用を悪用した犯行だ」と指摘し、懲役7年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。

 被告は「生活の党」の小宮山泰子衆院議員の兄で、郵政相を務めた故小宮山重四郎氏の次男。

 弁護側は「事業は実現の見込みがあり、だまし取るつもりはなかった」と無罪を主張したが、大野勝則裁判長は被害者の証言は信用できると判断。「実現の見通しや、小宮山一族による担保があるとする被告の説明は虚偽だ」と犯意を認めた。

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