佐賀県小城市のパチンコ店のトイレで昨年11月、客が置き忘れた財布を盗んだ疑いが持たれている佐賀県警刑事部の50代の男性警視が、財布に入っていたキャッシュカードを使いコンビニの現金自動預払機(ATM)で金を引き出そうとしていたことが10日、県警関係者への取材で分かった。
県警関係者によると、パチンコ店近くにあるコンビニの防犯カメラに、ATMを操作している姿が写っていた。男性の銀行口座の残高に変化がなかったことから、現金は引き出せなかったとみられる。
これまでの県警の調べに対し、警視は現金約8万円などが入った財布を盗んだことを認めている。