先週末、アメリカの失業率が、予想よりも改善したために、全通貨に対して、ドルが強くなる。円は、96.50になったが、ふたたび、96円を割り込むが、週末終値で、96.00ぐらいになる。先週は、勘違いしていたのであるが、ECBの金融政策があった。ユーロは、ドルで、1.3100まで、戻したが、週末の終値は、1.2990あたりである。
先週のアメリカ失業率は、久しぶりに、円の乱高下を見れて、なかなか楽しかった。絵にかいたような材料出尽くしによる、一時的な円安、そののちの、急反転で、96円から95円への円高。円がいかに、トレードの対象とされているのがわかりやすい例である。
こののち円は、材料出尽くしなどの突然の値動きが激しくなるのは間違いないところである。
ドルの高安は、今後のFRBの金融政策次第ということになりそうである。
株は、先週末、300円高の爆あげで終わったが、月曜日が、怖いところである。株の上げが、アメリカの失業率を見込んでの動きであるのであれば、失業率の結果が出たので、月曜日は下落であるが、ダウが、60ドルという中途半端な上げで終わっているというところである。上げているのであるからには、日経平均は上げそうであるが、300円という上げの大きさから考えて、下げというのが、穏当である。おそらく、あさいちが、天井になるのではないかと考えている。
日経平均銘柄は、上げているようであるが、その他の銘柄は、足踏みしだいしている銘柄も多いいが、突然吹き上がる銘柄もあり、いろいろである。しばらく保有することにしているので、基本的には、ほったらかし状態である。
来週は、ほぼ何もない状態であるが、ニュージーランド準備銀行の政策金利があるので、NZドルと言いたいところであるが、豪ドルの動きとほぼ同じである。NZドル固有の動きは出ていないようであるので、狙いにくい。
ドルは、今週は、おそらく、弱含むのではないかと考えているところである。失業率により、ドル高になっているので、利食いが出るのではと考えているが、それほどおいしくなさそうであるので、トレードするほどでもなさそうである。
一応、日経平均は、先週末、ショートしておいたが、ダメなようであれば、即撤退である。
<為替相場>
ドル円 95.20~96.80
ユーロ円 122.20~126.20
ユーロドル 1.2820~1.3120
あまり動かなさそうである。アメリカの強制歳出削減も、これといった話題を提供していない。しかしながら、油断は禁物である。
おそらく、レンジ内での動きから、100ポイント上下の振れぐらいかと考えている。豪ドルが、1.0150くらいを突破できずに、蹴られているようであるので、なんらかの要因で、上昇してきそうである。
<株式象場>
日経平均 12200~12800
難しいところであるが、15000突破の楽観論なども出始め、20000などの数字も出ている。いったん調整の可能性がある。下げれば買いか?
割安銘柄を狙っているので、上げ下げはそれほど気にしていない。
短期なら、225銘柄の、上げ下げで、鞘取りするのもよいかと考えている。