最近ひさしぶりに本屋に行ってきたんだけど、アベノミクス関連の本がたくさん出てたね(汗)
しかし、そのほとんどが非難する内容で、それもデフレのほうがいいとか、円高のほうがいいとか、経済学の基本を無視したありえない内容というのが今のメディアの無知を表している。
まぁ、池田信夫みたいなじじぃはもうかかわることすら無駄だからスルーするけど、藤巻さんとか、曲がりなりにもトレーダだったのなら、本当恥を知れって思う。相変わらずアベノミクスで日本経済は破綻するとか言ってるんだけど、この人が言っていることが正しいなら、少なくとも日本はすでに今までに100回以上破綻しているんだけどね(苦笑)。
いくら日本が言論の自由を大事にするって言っても、なんのデータの実績もなしにこういう事を言い続けて他人の不安を煽ることでお金儲けをするのは、もう詐欺のレベルだと言ってもいいと思う。
しかも、安部政権のここまでのスタートを見てみても、この3カ月で、明確な金融緩和路線を打ち出したことにより、株価が12000円代を回復して、円も10円以上安くなった。期待インフレ率も、1%以上に定着してきたし、確実に良い結果が出ている。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC0300H_T00C13A3MM8000/
これだけでもこれからの日本経済のどれだけプラスになるかって部分は全く評価せずに、今度は円安になれば、物価が上がるという不安だけをあおる人達ってのは、本当なんなんだろうね。
テレビタックルの大竹まことなんか、円安になって物価が上がれば、低所得者が負担になることをご丁寧に心配してたけど、お前らにそんな事を心配なんかしてもらわなくても、こっちでなんとかするわって思う。
今の日本では、円安になったほうが、トータルでの企業収益が上がる。そしてそれは日本経済にとってプラスに働く。勿論、いいことばかりではなく、物価が上がったり、ネガティブな要素もあるだろうけど、自分はいつも正義の味方ってスタンスを取って、トータルで議論しないと、そりゃあ、ずるいよ。
リスクとリターンを無視していつも弱者救済って言うんじゃ、社民党と一緒になってしまう。周りを不幸にする正義の味方の代表格だ。そいでついでに言っておくと、こういうやつらが間違ってトップに立ってしまうと、みんなで一緒に貧乏になりましょうってなって、国力は急速に衰えるので、国民にとって本当に不幸なんだけどね。まぁそれを以前の民主党が実践してくれたわけで、国民もその怖さが身にしみてわかったわけだけどさ。
僕は阿部政権の方向性は正しいと思ってる。阿部さんの今までのやり方を見てみると、以前の失敗から、自分が理想とする考えと現実のバランスを学んだんだろう。どんなにその理論が正しくても現実に機能しなければ何もならないということをね。自分はみんなの党の支持者だけど、やっぱ阿部さんはすごい政治家だと思うね。理論的にはみんなの党のほうが、より正しいのかもしれないけど、それでいつもうまくいくとはかぎらないからね。過去の失敗から理想と現実のバランスを取って、それでポイント、ポイントを押さえていくというのは、地味なことだけど、そういう政治家は絶対に必要だ。
安部政権が長期政権になることが、日本経済復活の第一歩だと思うね。