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昭和電線がジリ高歩調・材料多彩、業績伸長継続を評価
昭和電線ホールディングス(5805)が5日移動平均線を下支えにジリ高歩調を続けている。
東芝系の電線・電力ケーブル企業だが、東芝がここ総額2兆2000億円にものぼる原子力発電の受注を米国で獲得したことからビジネスチャンス拡大の期待感も根強い。
旧通産省工業技術院の産業技術総合研究所の開発した熱を電気に変える熱電変換素子の企業化を担当することも大きな材料。工場、自動車などから排出されている廃熱を電気に変えるもので、廃熱は原油換算で年間4億キロリットル規模、日本が消費する年間の原油は2.5億キロリットルから見て省エネルギー革命に直結するという声も多い。
内外で活発化する電力設備投資を背景に、経常利益は08年3月期28億円(前々期比14%増)、09年3月期39億円、10年3月期47億円、11年3月期62億円と伸長する中期計画を2月に発表していることも材料視されている。
昭和電線の株価は10時37分現在157円(△3円)。
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