尖閣問題

[WERDさん]

アベノミクスによる近隣困窮化策は中国の輸出枠を間接的に奪うことになる。

中国人の不満の矛先が尖閣に向いているのかもしれない。

足元では、先進国と新興国で株価に乖離が生じている。

これらは今後是正の方向に進むことを期待したいところだ。

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中国の元はいずれ準備通貨になると考えられるが、元が切り上げられれば名目GDPが米国を上回ることになり、米国はこれを恐れている。

米国の日本への熱い視線の裏には中国への警戒感があるのだろう。

その一方で、米国は日本の安全保障には消極的だ。

というのも、現在の米国は中国の発展の恩恵を最も受けているので、中国経済が日本に蹂躙されるのを良しとしない。いわば米中にとって、日本は目の上のタンコブのようなもので、日本の円安政策自体は米国にとって内心では不歓迎なものだろう。

「強い日本」は米国の経済大国という面目を維持するためにのみ利用され、中国での経済利益追求のために切り捨てられる可能性がある。

米中が日本に望んでいるのは、日本が金融緩和を極端に行って自滅することだろう。