南極にも隕石爆発音届く 「最大規模」とＣＴＢＴ委

[arama-さん]

ロシア・ウラル地方のチェリャビンスク上空の隕石爆発で、包括的核実験禁止条約（ＣＴＢＴ）機構準備委員会（本部ウィーン）は３日までに、核実験監視のため世界４５カ所に設置した施設のうち、１７カ所が爆発による超低周波音を観測、「過去最大規模だった」と明らかにした。約１万５千キロ離れた南極の施設にも届いた。

　超低周波音は２０ヘルツ以下で、人間の耳ではほとんど聞こえない。２００９年のインドネシア・スラウェシ島上空の隕石爆発では１５カ所で観測され、これまでで最大規模だった。