昨年の今頃、伏見稲荷に行く直前に
スナック「カスタム」のマスターから長年にわたり音信不通だという弟の話を聞いて、
出町柳で開業しているという建築事務所を探索したのだった。
夜行バスがとんでもない早朝に京都へ着くので、
その建築事務所に変わりなく表札が出ているのを写真に撮っただけで、
挨拶が出来ないでいた。
その後も相変わらず音信不通が続いていたが、
昨日カスタムのマスターが言うには、
半年ほど前に突然、京都の病院事務から電話が入ったという。
弟が入院したということで、
緊急連絡先にカスタムマスターの自宅電話番号が記載されていたからであった。
そこでも、弟は電話に出なかった。
何故にこの弟は、長年にわたって音信不通を貫くのであろうか?
実は、この兄弟の母上が2/27頃に
なんと102歳という長寿を全うしたのだという。
それを連絡しようとしたが、
すでに弟は退院しているということで、
マスターはまたぞろ音信不通に悩まされているのだった。
来月あたり連休がもらえそうなので、
伏見稲荷大社に参拝する折に、
このミステリーを究明することになるのだろう。
PS:この弟は、建築家であると同時に、実は売れない作家なのだという。
そんなことも無性に興味をそそるのであった。