バーナンキFRB議長の緩和継続姿勢を受け、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて浮上した量的緩和の早期終了観測が後退した。そのため、ドル建て金市場は1600ドルの大台を回復し一旦は下げ止まったと思われる。また、イタリアの政局混乱により安全資産としての金の需要増も見込まれる。簡単に市場心理が回復するとは思ないが、心理的節目の1625ドルを上抜くようであれば、買い安心感が広がるのでは。
一方国内の金相場は、為替相場が調整局面入りし今までの様な円安効果は期待しにくいが、といって急激な円高進行も考えにくいため、今後はドル建て相場との連動性を強めるのではと思われる。今後は欧米経済指標や政局を睨んだ相場展開と思われる。本日夜間取引時間は、FRB議長議会証言もあるが、前日証言をほぼ踏襲すると見られている。
夜間取引レンジ 4,728円~4,805円
中川
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