以下、書きかけ(永遠の書きかけかもです)。 超長期マクロ分析ですが、超長期の俯瞰は中短期を見誤らないためにも重要と思う次第。
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グローバル化の本質
国際金融のトリレンマの変化(資本移動の自由化、固定為替レートの終焉)と貿易の自由化
巨大経済圏の先進国間でそれは起きた
冷戦終結=新興国参入=グローバル化ではない(新興国の参入は冷戦終結以前も以後も変わらず)
グローバル化に負の側面はない。
グローバル化=国際的資金配分の最適化=世界経済の成長増大
グローバル化メリットは、金融政策の適正化(インフレ目標、動的資本規制)が前提条件。
グローバル化時代において、新興国の通貨安固定政策は、中長期的に新興国の成長抑制要因(バブルとデフレの繰り返し)になる。
先進国が適正な金融政策(為替政策)を取った場合、技術流出・資金流出は先進国の陳腐化産業
を中心に進み、先進国・新興国双方にメリットのあるものになる。
これに対し、新興国が通貨安固定政策を取った場合、バブルになりデフレ化するだけで、バブ
ル・デフレを繰り返すことにより潜在成長率は却って伸びなやむことになる。
新興国の通貨安固定政策が有利に働くのは、デフレ政策を取る先進国がいる場合のみ。
デフレ政策を取る一部先進国から通貨安固定政策の新興国への急速な技術流出・資金流出が、
通貨安固定・新興国のバブルをバブリーでなくし、成長拡大をサポートする。
反面、デフレ政策の先進国では空洞化と経済衰退が進む。
技術・資金を急速に吸収した通貨安固定政策・新興国から、先進国全体へのデフレ圧力の暴力的波及
先進国の金融政策を不安定化させる一部新興国からのデフレ圧力
デフレ圧力で先進国の金融政策不安定化=先進国の景気変動の不安定化と景気変動の増大=国
民生活の不安定化=政治的左傾化と右傾化の進展=民主主義・自由経済の退潮
これらはグローバル化で起きたことでなく、一部先進国のデフレ政策が引き起こした。
グローバル化はマイナスという錯誤(一部先進国のデフレ政策こそマイナスの原因)
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通貨安固定の新興国の戦略
バブルの漸次引き締め
通貨安固定政策(バブリー政策)と資本規制の併存
通貨安固定政策のバブル資金は軍事力急拡大へ集中
軍事拡大による国際ルールの自国有利化と独裁維持
一部新興国における経済拡大・軍事拡大と自由経済化・民主化のギャップ
このギャップは一部先進国のデフレ政策が起こした
普通は自由経済化・民主化と経済拡大・軍事拡大は同じスピードで進むので、世界に混乱を起こさない
独裁国家の不可解な経済発展・軍事拡大(中国モデルという誤解。実態は日本の自爆テロ)
世界経済、国際政治の不安定化
グローバル化のメリットを打ち消す一部先進国のデフレ政策
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米欧連携の強化=米欧FTA
デフレ政策、反構造改革の一部先進国の脱落と、米欧の見限り
自由経済圏の反撃
自由経済(=国民の富裕化)は民主主義のゆりかご
民主主義は自由経済(=市場原理=公正原理)を強化する。
グローバル化は逆行せず。
グローバル化は全ての国に有利だから(デフレ政策の一部先進国が勝手に没落しても)
グローバル化時代の新たな冷戦(政冷経熱。経済だけの戦略的パートナー、互恵関係)
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グローバル化の前進、後退に関わらず、経済成長は市場原理を拡大させた国(官製経済を縮小させた国
)で高まる。
自由経済化(=市場経済化=官製経済縮小=反社会主義=構造改革)が成長のキーワード
経済成長=軍事力の拡大
自由経済化の進んだ国(民主化の進んだ国)が国際政治を主導する図式は変わらず
日本の没落が中国没落の序曲
多民族国家・米国と移民社会・欧州が主導する新秩序
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軍事競争と経済競争は相反する原理で動く(マイナスサムゲームとプラスサムゲーム)
軍縮による世界経済の成長増大
軍縮機運は力の均衡で生まれる。 力が均衡しない場合、軍事収奪が有利化。
力の均衡は、軍事競争(マイナスサムゲーム)の愚かさを気付かせる
多国乱立状況が力の均衡をもたらす(過剰乱立は力の均衡にマイナス。小国の分裂もマイナス)
合従政策と連衡政策。 過剰乱立は大国の連衡政策を有利化し、力の均衡を破壊する。
適正数・適正規模の多国間の同盟。
同盟間の軍拡競争。 同盟間の力の均衡、軍縮機運の高まり、軍縮の実行。世界経済の成長拡大。
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人口過剰問題(一人当たりの富みの縮小)は政治的不安定化を生む
気象変動に弱い人口過剰社会
中国の歴史は、経済成長、人口過剰、不安定化、外乱(気象変動、異民族侵入)による大規模騒乱(大虐殺)、不毛化と安定化、経済成長、、、の繰り返し。
中国世界の歴史は、近未来の世界の歴史
温暖化か、間氷期の終息か、、、後者のほうが人口過剰社会には格段の脅威
数百年の人類活動が勝つか、万年単位のマクロ気象変動が勝つか
実は意味がない自然『保護』(無駄使い)。
人間活動も自然活動の一部に過ぎない。
光合成生物の活動は、人類活動よりもマクロ気象変動への影響甚大。
環境破壊は、短期的な生物多様性縮小と中長期的な多様性増大を生む。
環境変動の圧力こそ、生物多様性増大の源(巨大隕石衝突後に生物数は爆発的増大)
これは、環境破壊(環境圧)が人類由来であれ、光合成生物由来であれ、隕石衝突由来であれ、
変わらない。 生物は人間が考えるほどヤワでない。
常に変化する生態系。
変化は人類活動があっても無くても起こり続ける。
環境も生物活動も絶えず変化し、相互に影響を及ぼし合う。
実は意味がない、というか反自然的で逆噴射の自然『保護』=生態系の『人為的』な『固定化』。
生態系の固定化は、無駄使いだし、成功しない。 人類は環境変動を止められないから。
無駄な公共事業のような利権活動、もしくは逆噴射の宗教運動に堕しつつある自然保護
環境問題解決には、人類に有害な化学物質だけを規制
人類活動は生物全体の活動の一部にしか過ぎず、マクロ気象変動や隕石衝突の前ではゴミに近い。
人口管理が近未来の大きな課題に(自由経済化・多国化>軍事均衡>軍縮>人口管理へ、、。これは一人当たりの富みの持続的安定的増大をもたらす)
原発問題、エネルギー問題のカギは技術革新よりも人口管理
資源枯渇でエコエネルギーだけでは現状の世界人口は過剰
資源枯渇は現状程度の世界人口ならば200年以上先の話(資源は価格維持のため、常に過小推
計が喧伝される。世界人口が伸びなければ、採掘技術の進歩により枯渇は、おそらく200年より
ずっと先になる)
エコ時代に向けた人口調整期間は数百年はある
割高で発展途上のエコ技術導入を焦るより、人口の安定化が急務
エコの研究開発は重要
技術か進歩しても、それに応じて人口爆発では無意味化。
自然保護、拙速なエコ技術の普及よりは人口管理(家族計画・ライフプランの新興国普及)を。
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世界が良い方向に向かうならば、今は第一ステップ(自由経済の拡大)の始まりに過ぎない。
グローバル化は自由経済化への起爆剤。
次のポイントは小国の統合(適正水準の多国化と軍事均衡)と合従政策の進展。
自由貿易圏は小国統合の第一ステップ。