ワークマン、社員の年収３％引き上げへ

[arama-さん]

　安倍政権がデフレ脱却に向け企業に対し賃上げを要請している中、コンビニ大手のローソンに続き作業服チェーンのワークマンも社員の年収を３％引き上げることがわかりました。

　ワークマンが年収を引き上げるのは、役員と役員待遇の社員を除いた２１２人で、全社員の９３％にあたります。来年度から年収の３％にあたる額を年２回にわけて賞与に上乗せする予定で、額は１人あたり平均１５万円程度になり、その分、人件費は３０００万円増えるとしています。安倍政権の要請を受け、今月７日にはローソンがいち早く、従業員の年収の３％アップを発表しています。ワークマンは今年度、過去最高益の達成を見込んでいて、「社員の消費意欲を高めデフレ脱却に貢献したい」と話しています。

　「ローソンに続いて次々出てくることは、とても良い循環の一助になる」（甘利明 経済再生相）

　甘利経済再生大臣はこのように述べ、年収の引き上げの動きがひろがることに期待感を示しています