金【1,550ドル近辺までの下落も?】

週明け18日の東京金日中取引は、週末15日のNY金相場が、著名投資家のジョージ・ソロス氏のファンドが金上場投資信託(ETF)を売却していた事が明らかになった事などから売り優勢の展開となり、一時半年ぶりに1,600ドルの大台を割り込み大幅続落したものの、週末に開催されたG20で日本を名指しする批判が避けられた事から、円安・ドル高方向に振れている為に、前日比8円高の4,977円で始まった。

その後も、NY金時間外取引がプラス圏で堅調に推移している事に加えて、参議院予算委員会での安倍首相の答弁(金融政策の手段の一つとして外債を買う考え方もある)などを手掛かりに、円安が進行した為、買い優勢の展開となった。

本日の東京金夜間取引は、注目される経済指標の発表も無い上に、NY市場(日中取引)がプレジデンツデー(大統領記念日)で休場の為、為替動向(特にユーロ・円)を注視しながらの取引となる中で、(23:30)ECBドラギ総裁の発言に注目となる。NY金は1,600ドル台を回復しているものの、週足ベースの一目均衡表の雲の下限1,625ドル近辺及び月足ベースの基準線レベルの1,620ドル近辺を割り込んでいる。早めに両レベルを回復してこないともう一段の1,550ドル近辺までの下げがあるのか?


夜間取引レンジ 4,857円~4,933円 

池末


今、夜間取引がおもしろい!取引終了午前4時までフルサポート!

無料口座開設、お問い合わせはこちら。
日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さんのブログ一覧