宮城・石巻魚市場に金延べ板2枚 1千万円相当、匿名で届く

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 石巻魚市場に匿名で届いた金の延べ板を手にする須能邦雄社長=14日午前、宮城県石巻市






 

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の石巻魚市場に今月8日、支援品として長野市から匿名でそれぞれ1キログラムの金の延べ板2枚(時価計約1千万円相当)が届いたことが14日、同市場への取材で分かった。

 延べ板は縦11センチ、横5センチ、厚さ8ミリで、支援品と鉛筆で書かれた箱に入り、同市場の須能邦雄社長(69)宛てに宅配便で届けられた。専門店で鑑定したところ、2枚とも24金だった。

 同市場によると、今月7日に長野市から発送され、送り状には「地震津波支援協力会」と存在しない団体の名前が記入されており、住所はなかった。

 石巻魚市場は現在、仮設テントで営業中。

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