レスリングの2020年五輪除外問題で、日本協会の福田富昭会長は13日、競技の五輪存続は「半々以下かもしれない。相当エネルギーを使わないと巻き返しは大変だと思う」と厳しい認識を示した。レスリングは20年五輪入りを目指し、野球・ソフトボールなどほかの七つの候補と1枠を争う。
国際オリンピック委員会(IOC)は理事会が20年五輪の中核競技からレスリングを外した理由を説明していない。日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は同日、IOC側からの情報として、競技の人気、国際的な普及度、男女バランスの三つが課題に挙がったことを明らかにした。