昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -21.73 @13,971.24, NASDAQ -1.87 @3,192.00)。アメリカ政府高官が安倍政権の経済政策を支持発言したことで、円安が進み、株価指数は大幅高となったが内訳を見ると高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が840に対して、下落銘柄数は732となった。騰落レシオは119.85%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆4234億円。円安を好感して反発したはずであるが、上げるはずの自動車銘柄などが振るわなかったのに、上昇率上位銘柄は証券、銀行をはじめとする内需銘柄が多いのが特徴であった。為替敏感銘柄はすでにかなり高いところまで買われたので、出遅れている内需銘柄に循環物色の矛先が向いたと見ることもできる。
TOPIXも日経平均も大幅反発した。上昇トレンド継続中の揉み合いが続いている。「もうはまだ」が継続中だ。だが、天井は必ず来る。それがいつかは事前には分からないので困るのだが。
TOPIX +11 @968
日経平均 +216円 @11,369円