NY市場は約1ヵ月ぶりの1650ドルを割り込んだ。昨年12月中旬以降、何度か1700ドルを試したが、いずれも失敗し上値は重たい。当面ドル建ての金には買い材料が見当たらず、上昇の可能性は低いと思われる。
一方国内の金相場は、為替の円安が引き続き下支えとなりそうである。円相場はブレイナード米財務次官が、安部政権の経済政策を支持すると発言したため、米国は現状の円安・ドル高基調を容認と捉えられ一層の円安進行となった。15、16日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で円安批判が相次ぐようなことが無ければ、国内の金は円安が下支えとなり大きな値下りはしにくいと思われる。本日夜間取引時間は、オバマ米大統領が一般教書演説を行なうが、もしドル安を志向するような発言があれば円安に調整が入る可能性があるため十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,961円~5,029円
中川
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