負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望107

白川日銀総裁の辞任で、円安株高(400円上がる。白川日銀総裁が、もっとも市場に影響を与えた日)。麻生財務相のこんなに円高になるとは発言で、円高になり、株価は下がった。

ユーロ圏では、スペインのラホイ首相の利権あさりと、ECB総裁のユーロ高けん制発言で、ユーロは下げる。

ドルは、自動的な歳出削減が、31日に発動されるかどうかに注目が、集まり始めていると感じる今日この頃(政府関係者の大量首切りと、食料補助制度の打ち切りが誘発されることになる)。

日本円は、ドル円92.60 ユーロドル1.33633 ユーロ円 123.80である。

日本円の上昇は、日銀の金融政策決定会合(1314日)に反応している可能性ある。日銀の白川が辞職するということであり、次の重要イベントが、日銀の決定会合である。ここで、何らかのコメントがあるかもしれず(ウシ象としては、疑問符が付くところであるが。つまりおそらく何のコメントもないだろうと考えている)、しかしながら、白川総裁は、無制限金融緩和を、一年間先送りにしようとした、人物である。さらに、辞任する日銀総裁が、何らかの行動を起こすとも思えず、そうであるならば、ここは、穏やかな日銀の金融政策決定会合になりそうである。

現在、円のレートの行方が、注目されているので、それでも、一番大きい重要イベントであると考えられる。

アメリカの重要指標は、一月の小売売上高、一月の鉱工業、2月のミシガンであるが、小売りと鉱工業とは、一月である。ミシガンは2月であるけれども、重要なのは、3月である。あるいは、その3月を踏まえた上での、実体経済の動きであるというほうがいいかもしれない。しかしながら、3月の自動歳出削減のまえに、粘りに粘ったうえで(確か元旦にもこんなことが、あの時のデジャブ、いつか見た光景、あの時のことが思い出される的に)合意される確率が高いと考えられる。もちろん、超党派の、中道路線の議員たちによってである。

麻生財務相の発言により、日本政府は、それほどの円安を、望んでいないかもしれない。おそらく、資源高を招く恐れがあり、そこを考えると、過度な円安を、けん制したいのかもしれない。

しかしながら、アベノミクスではなく、日本の財政破綻であれば、まだまだ円安であるが、そうであれば、いっきに下落パターンであるので、しばらくは、このあたりでうろちょろと考えている。91.8093.80というところか?

<為替相場>

ドル円 91.8093.80

ユーロ円 121.20126.20

ユーロドル 1.32001.3580

どちらかと言えば、一方的な、流れの転換が起こるというよりも、どっちつかずの、行ったり来たり号である(吉里吉里人参照。真っ二つに割れてしまう犬だったかな?)。

重要指標でも動きにくそうである。日銀決定会合ぐらいであろうが、短期で攻めるのであれば、日銀の決定会合までの動きと、逆のポジションをとってみるのもおもしろいかもしれない。

 

<株式相場>

日経平均  1080011500

横ばい状態か?下げるようであれば、買いである。

ここで一句。利食いをと、売った銘柄、その日に爆あげ。

      買い増しと、買った銘柄、なぜか横ばい。

 

2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件

日本は海外から、資源を購入しているので、あまりにも円安が進めば、原油が高くなります。

ニュース番組で、ガソリン高が取り上げられ、ガソリンスタンドの映像が、テレビ画面を、賑やかすことになります

(退会済み)

モウ山先生こんばんは。^^7

耳が痛くなりそうな素晴らしい一句ですね。^^;

 

世界の主要中銀が緩和方向なので、

リスク選好が続く可能性は高いと考えているのですが、

調整がどの程度続く可能性があるのか?

しばらく難しい相場が続きそうな気がしています。

 

自民党は夏の選挙時期にさらなる円安のタイミングを合わせたいと考え、

スピード調整のためにあんな発言をしたのかな?と考えていたのですが、

モウ山先生のコメントを読ませてもらい、

資源高のための牽制と考える方がしっくりきました。

 

勉強になります!m(_ _)m

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