白川日銀総裁の辞任で、円安株高(400円上がる。白川日銀総裁が、もっとも市場に影響を与えた日)。麻生財務相のこんなに円高になるとは発言で、円高になり、株価は下がった。
ユーロ圏では、スペインのラホイ首相の利権あさりと、ECB総裁のユーロ高けん制発言で、ユーロは下げる。
ドルは、自動的な歳出削減が、3月1日に発動されるかどうかに注目が、集まり始めていると感じる今日この頃(政府関係者の大量首切りと、食料補助制度の打ち切りが誘発されることになる)。
日本円は、ドル円92.60 ユーロドル1.33633 ユーロ円 123.80である。
日本円の上昇は、日銀の金融政策決定会合(13~14日)に反応している可能性ある。日銀の白川が辞職するということであり、次の重要イベントが、日銀の決定会合である。ここで、何らかのコメントがあるかもしれず(ウシ象としては、疑問符が付くところであるが。つまりおそらく何のコメントもないだろうと考えている)、しかしながら、白川総裁は、無制限金融緩和を、一年間先送りにしようとした、人物である。さらに、辞任する日銀総裁が、何らかの行動を起こすとも思えず、そうであるならば、ここは、穏やかな日銀の金融政策決定会合になりそうである。
現在、円のレートの行方が、注目されているので、それでも、一番大きい重要イベントであると考えられる。
アメリカの重要指標は、一月の小売売上高、一月の鉱工業、2月のミシガンであるが、小売りと鉱工業とは、一月である。ミシガンは2月であるけれども、重要なのは、3月である。あるいは、その3月を踏まえた上での、実体経済の動きであるというほうがいいかもしれない。しかしながら、3月の自動歳出削減のまえに、粘りに粘ったうえで(確か元旦にもこんなことが、あの時のデジャブ、いつか見た光景、あの時のことが思い出される的に)合意される確率が高いと考えられる。もちろん、超党派の、中道路線の議員たちによってである。
麻生財務相の発言により、日本政府は、それほどの円安を、望んでいないかもしれない。おそらく、資源高を招く恐れがあり、そこを考えると、過度な円安を、けん制したいのかもしれない。
しかしながら、アベノミクスではなく、日本の財政破綻であれば、まだまだ円安であるが、そうであれば、いっきに下落パターンであるので、しばらくは、このあたりでうろちょろと考えている。91.80~93.80というところか?
<為替相場>
ドル円 91.80~93.80
ユーロ円 121.20~126.20
ユーロドル 1.3200~1.3580
どちらかと言えば、一方的な、流れの転換が起こるというよりも、どっちつかずの、行ったり来たり号である(吉里吉里人参照。真っ二つに割れてしまう犬だったかな?)。
重要指標でも動きにくそうである。日銀決定会合ぐらいであろうが、短期で攻めるのであれば、日銀の決定会合までの動きと、逆のポジションをとってみるのもおもしろいかもしれない。
<株式相場>
日経平均 10800~11500
横ばい状態か?下げるようであれば、買いである。
ここで一句。利食いをと、売った銘柄、その日に爆あげ。
買い増しと、買った銘柄、なぜか横ばい。