何度か「同窓会の誘いのはがき」が来た事があるが、時間が合わず欠席していた。
今回の同窓会は欠席者にも名簿やDVDまで送ってくれた。
多分、足が出てしまっただろうし、結構凝っていたので大分手間もかかったろう。
主幹事、幹事諸君には頭が下がると同時に感謝もしている。
アルバムと名簿を照らし合わせ、友人達とのかの時を思い出していた。
名簿には名前、住所、電話番号のみだが、名前だけのものもある。
今どきの個人情報の問題があるし、知られたくないと考える人も多いのだろう。
名簿がお金になる時代だし、悪用されたくないのだろうか。
高校、大学と違って、中学生の登校範囲は限られた地域になっているので
やはり地元で暮らして連中が多い。
女性は圧倒的に地元を離れている。地元の人と結婚して居続ける人は少ないようだ。
「あー、アイツ地元を離れてあんなトコで暮らしているんだ。」
「へー、彼女そこの場所で暮らしていんるんだ。」とか知ると結構楽しい。
全然逢っていない連中にも「たまには電話をしてみようかな。」と郷愁にかられる。
しかし、電話はしない。久しぶりに電話をしてくる人は大概何かワケありが多い。
そんなコト思われるのも心外だからだ。
でも、それでは交遊は途切れてしまうのではあるのだが。
それと、名簿に目を通す時重苦しくなる文字は「物故」という文字。
この文字はキライだ。自分の一部分をえぐりとらえる気分になる。
あの頃、一緒に遊んだり、喧嘩をした思い出を作った仲間が今いないとは。
肉親を無くした悲しみとは違った悲愴感がある。
生きていれば
「アイツ、今どうしているだろうか？」
「今度会えたら、どんな話をしたらいいかな？」
思いを馳せる事ができる。友人との思い出しか考えられないのは辛い。
今は冥福を祈るしかない。
私も聞きたいﾃﾞｽ
！！！
（笑）（←オバサン！）
