jojuさんのブログ

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★各国失業率の比較より(その2)ー解雇規制緩和ー

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続きです。 添付図のうち、左は中部欧州、右は南部欧州です。

 添付図より中部欧州は失業率変動が低めだが、平均失業率が高めなことが分かります。

 
 一方、南部欧州は先進国というよりも発展途上国と社会主義国。


 発展途上国は解雇規制がゆるいし、経済成長も低いので、失業率変動が大きい上、平均失業率が高い。
 要するに経済の基盤たる信用(モラル)に問題があり、それがスムーズな経済活動や技術革新を妨げているのです。 解雇の異常なゆるゆるさや経済成長の低さはその発露

 一方、社会主義なギリシャは失業率の変動は低いが、平均失業率は高い。公務員が特権階級化するので、失業率の変動は低いものの、経済成長も低く平均失業率は高く、失業率は漸次高まっていく状況、、、、なにやら日本の失業率推移に似てますね。 日本の平均失業率は未だずっと低いレベルにありますが、、(--;

 

 

、、、あと、皆様ご承知の如くでしょうが、中部欧州、南部欧州でまだ、雇用調整が済んでない(ほど遠い?)ことも添付図から分かります。

 繰り返しになりますが、緊縮財政をやるならもっと金融緩和を進めるべきだと思うのですがいかがでしょうか?(ドイツ中心の金融政策でなく、、)

 今の状況が新たな流動性不安を生まないことを祈るばかりです^^;(OMTをガンガンやるとこを見てみたい気も半分あり)

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