まず日本国は国際平和を希求するために、戦争及び武力による威嚇を放棄した国であり、核兵器を放棄し、そのことから軍事力も現地点では保有していないも同然であることを、しっかり伝えて欲しいのであります。
またそのような国に対し、中国軍関係者が戦争の準備をしろなどという指示を出していることは、それは平和を希求する隣国の一般人に向けて、虐殺の準備をしていると言っているに等しく、発言自体が人道的に許されるものではなく、国際世論も味方をしないであろうことを、きちんと伝えてほしいのであります。
我が国の一部の国民には、何らかの事情で中国へ敵意を持つ人間がいることは否定しないし、また逆に自国を中国に売り渡そうとする国民がいることも否定しない。
ただ大多数の国民は、隣国である中国と共存する友好関係を維持したいと考えていることは間違いないのです。
先だって我が国の首都東京は、大雪が降ると天気予報が伝えたことにより、一部の鉄道が運行本数を減らした為に、首都経済機能が一部大混乱を引き起こしました。
また今も東日本大震災の復旧復興は十分には進んでおらず、原発利用問題においては国民の世論が二分され、その意見の対立は根深いものになりつつあります。
ここ20年続く我が国のデフレは日本国民に大きな経済格差を引き起こし、また少子高齢化問題における社会保障の問題は、その対応が待ったなしの状況にまで追い込まれております。
隣国中国の大気汚染に関しては、自国の厳しい環境規制を制した自動車を輸出し、その問題の解決を計る協力が出来ないかと、真剣に考えております。
私達日本人は、このような諸問題と向き合い、解決を目指しながら、時を過ごしていくのです。
そうこうしていくうちに私達日本人は、子供は大人になり、結婚して家庭を持ち、子供を生み育て、やがて自身は年老い、そして死んでいきます。
いつか死の淵に立ち、様々な思い出が走馬灯のように甦る中においては、隣国との関係は悪くはなかったなとは思いたいものであります。
中国国民の隣人である日本人はそういう国民であり、また日本国はそのような国家です。
南海の小さな島・尖閣諸島が、両国国民の幸福であるべき人生を破壊しないことを、日本国民・及び日本政府は願っていると、意見広告を出して欲しいものであります!