車に乗ったまま窓口で取引ができる、全国初のドライブスルー型店舗の説明をする大垣共立銀行の担当者=6日午後、名古屋市中村区
大垣共立銀行(岐阜県大垣市)は6日、車に乗ったまま窓口で取引できる全国初のドライブスルー型店舗「ながくて出張所」(愛称・ポポット)を、愛知県長久手市に開設すると発表した。4月15日から営業を始める。車の利用が多い地域住民の需要に応える。
出張所の敷地面積は約1800平方メートル。車でレーンに沿って進み、窓口前に横付けすると、箱型のブースに乗った行員が近づいてくる。ブースは行員のボタン操作で前後、上下に数十センチずつ動き、顧客対応にちょうどいい位置に調節される。
敷地内には車に乗ったまま使える可動式ATM2台と、電気自動車用の充電設備も設ける。