オイラがマエストロ掲示板を独占していた時に、
書き込みしていたメンバーのことを思い出していた。
「ピラト」という、キリストを処刑したローマ総督の名前を
ペンネームにしていた男性がいた。
オイラがやってくる前の主だった男だ。
途中から「リン」という台湾女性が参加するようになった。
信用取引を駆使して、売り買い両建てで日々プレーするというツワモノ。
首都高をマイカーでぶっ飛ばすのが好きだと言っていた。
目の不自由だという、名前は忘れたが渋い男性もいた。
低位株が動くようになる仕手相場風になると、
「質の悪い相場だ」とよくこぼしていた。
彼は途中で、誰かと口論になって掲示板を去ってしまった。
その他に、一度オフ会をした人々が三人いた。
「Marius」という東工大出の建築家と、
「Kan」という得体の知れない男、
それから「ガリバー」と「三菱商事」が好きな老人だったな。
彼等とはR246沿いの和風料理屋で会合して、
また別の日に、藤沢でオイラ行きつけの寿司屋とスナック門で飲んだんだ。
この終わりの3人の内、2人は電話番号とメールアドレスを知っている、今でも。
「Marius」は、オイラの住んでいるところへ引っ越そうかと言っていた。
親孝行して家を建てるということだ。
「お前キムタクかよ、それでそんなに頭がイイんか!」というくらい色男だが、
別にオイラと、変な関係があるわけじゃないw
彼等は、オイラが当時書いたブログのことを覚えているということだ。
それと、このブログに移ってきてから、
「この世界は狭いからね、フフフ・・・」
と語りかけてきた人がいたな。
誰かは知らないが、この人もオイラの書いたブログのことを、
少しは覚えているかも知れない。
先日、スナック門で飲んでいて
「『1Q84』がどーしたって? アンタの妄想は、ントに笑える♪」
などとからかわれて、ちょいと頭に来たから思い出してやった。
可能なら、今度「Marius」をスナック門へ連れて行ってやろう。