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米国 景気刺激策
[ニューヨーク 1日 ロイター] ロイターが1日、米プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)を対象に実施した調査から、米連邦準備理事会(FRB)が現行の景気刺激策を年内に終了するとの見方が依然、大勢となっていることが分かった。
プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)のエコノミスト15人中8人が、FRBは現在の資産買い入れプログラムを2013年中に終了すると予想。そのほか6人が2014年、1人が2015年にそれぞれ終了するとの見通しを示した。
1月4日に実施した同様の調査では、FRBが昨年12月に決定した月額450億ドルの国債買い入れについて、16社中9社が年内に終了すると回答していた。
また、現行プログラムの下でFRBが購入する国債総額について、今回の調査では15人の予想中央値は6000億ドルとなった。1月4日時点の予想中央値は5400億ドルだった。
クレディ・スイスのエコノミスト、デーナ・サポータ氏は、FRBが今年末までに資産買い入れを停止するには「労働市場で、これまでに確認されている以上に力強い回復が求められる公算が大きい」と指摘。「ただ、たとえ緩慢であっても、雇用情勢の回復が続けば、FRBは買い入れ規模を月額850億ドルから縮小する可能性がある。われわれは、年央付近までに月額600億ドルに縮小すると予想している」と述べた。
今回の調査は1日の1月米雇用統計発表後、プライマリーディーラー21社を対象に実施した。
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