はるるっぴさんのブログ

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ターゲットJapan

素人のひとりごと日記です。

 

先日、ある企業のホームページに社員のひとりとして映っている
若手社員(女性)と話をした。

 

「すごいですねぇ~」
「ホームページに採用されて・・・」

 

と話すと

 

「プロのメイクさんがメイクしてくれたので、私だとわからないと思いますよ~」

 

(^^♪

 

と教えてくれた。

 

確かに、そのホームページをよく見ると別人のように見える。
プロのメイクさんとプロの撮影される方は、やはり上手です。

 

(以前、有名人のメイクをされているプロの方とお話をしたことがある。)
(一般的に言われていることと違う話をされていたので印象に残っている。)

 

さて

 

ターゲットJapan
(ターゲットは日本)

 

実際は、いろいろな言い方をされていると思います。

 

Target at Japan
Focus on Japan

 

(・・?)

 

(正しくは、英語のわかる方へ)

 

欧州債務危機でヨーロッパ主要国のソブリン債が
ヘッジファンドのターゲットになったように
日本の国債も、その発行残高から注意が必要な水準になっている。

 

日経新聞でも紹介されているユーラシアグループによる

今年の起こりうるリスクのひとつとして
日本の問題も紹介されている。

 

最近の日経新聞の記事より

 

日経新聞(1月7日)

 

日銀、脱デフレは可能?
政府などと協力、資金増加促す

 

この記事、わかりやすく説明されていると思う。

 

下欄に

 

「お札は日銀の借用証書」とあり

 

最後の文章

 

「・・・ただ、日銀による国債購入が極端に膨らみ政府の財政の規律が緩む印象を
 与えれば、日銀保有の国債の信用度が低下、お札の価値も下がる恐れがある点には
 留意すべきた。」

 

(日経新聞より引用)

 

一般的に脱デフレと言われていますけど
インフレにして通貨安にします

 

とは言えないのでしょうね・・・

 

1月23日

 

日経新聞の朝刊より

 

BNPパリバの河野氏の見方として

 

政府の圧力を受けて日銀が共同声明をだした今回の経緯は問題だ。
放漫財政に歯止めがかからなくなる懸念がある。
中央銀行制度は政府が安易に紙幣増発に走った歴史の教訓から生まれた。
その信頼が揺らぎ、日本は枝路に立っている。

 

(日経新聞より引用)

 

いろいろな意見があると思いますが
わたしにとって、この見方は参考になった。

 

なかには、ハイパーインフレになると言った極端な意見もあるようですが
経済、金融のグローバル化している中で、おそらくないと思う。

 

昔、ブラジルに仕事で行って、ハイパーインフレを経験された人の話を聞いたことがある。
レストランに入るときと出る時の値段が違っていたそうです。
(USドルで支払った。)

 

それ(ハイパーインフレ)はないとしても、インフレの芽がでてきている。

 

留意すべきでしょう。

 

・・・

 

日経新聞(1月26日)

 

物価2%「容易でない」
日銀総裁、政府と協力強調

 

総裁のコメントとして

 

「2%を機械的に達成するために国債をやみくもに買う政策に日銀が転換したと
 人々が思えば、財政ファイナンスではないかということになり、長期金利が上がる。」

 

とある。

 

・・・

 

総裁のご発言は素人のわたしでも理解できます。
(ただ、この2%がどこからきている数字なのかわかりません。専門家へ)

 

このままだと日本の長期国債は、ヘッジファンドのターゲットになり
長期金利上昇する可能性がある。

(基金を使っているので、このあたり難しいところです。)

 

何度も日記でご紹介している豊島先生の日記のある
三菱マテリアル社のゴールドパーク用語ワンポイント解説より
(基礎用語の理解に役立つと思います。)

 

「日本の財政赤字」について

 

・・・日本政府の収入(=税収)をおよそ40兆円、財政赤字をおよそ800兆円とすると
これはつまり借金が年収のほぼ20倍に達していることになります。
すなわち年収700万円のサラリーマン世帯が、なんと1億4千万円の借金を抱えている
のと同じ状態ということです(中略)


これだけ巨額の借金を返済する方法として、2つのシナリオがあると言います。
ひとつはマネタリーインフレを意図的に引き起こす
つまり紙幣を大量に増刷して返済に充てるというシナリオです。
もうひとつは消費税率をヨーロッパ各国なみにアップして税収を増やし、
増収分を返済に回すというシナリオです。

 

(ゴールドパーク用語ワンポイント解説より引用 前後文書参照)

 

現在、このような日本の財政の中で、さらに財政出動をしている。
厳しい局面になっている。


そこを狙っている(ヘッジ)ファンドたち。

 

長期国債の利回りが2%になるだけでもファンドは大儲けできる。
揺さぶってくる可能性もある。
今まで絵空事だった話が、少々心配な状況になっている。

 

復興応援国債の販売でも財務省のポスターに
人気アイドルグループAKBが登場したり
条件付きで金貨のおまけがつく。

 

そこまでしないとJGB(日本の国債)は売れないの?(外国人の視点)

 

日本の個人金融資産がたくさんあるから大丈夫とする意見もあります。
ただ、そもそも個人金融資産は、あくまでも個人のものであり
国債を買わないといけないとする義務はない。
(預貯金や保険を経由して、国債を買っている人は多い。)

 

日本の財政状況は、ヘッジファンドが
「ターゲット」と公言するほど心配な状況になっている。


ターゲットがデカイので、ヘッジファンドの高度な戦略的動きも予想される。

(今日明日起きることを書いていません。)

 

少なくとも、日本国債は必ずしも安全資産ではない。
(だから海外へ分散投資とする簡単なものではないと思う。)

 

もし、金銀財宝を少しでも持っていれば
売らないで、我慢して持っていた方が良いかもしれません。

 

日本の財政問題はやはり深刻で
問題の解決は容易ではない。

財政問題についてもしっかり対応していただきたいものです。

 

厳しい時代が続くと予想されるので
明るくいきたいと思う。


 

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