週明け22日のNY市場は、日銀の追加緩和決定などを手がかりに買われた。日銀はこの日の金融政策決定会合で、デフレ脱却と持続的な経済成長の実現に向け、2%のインフレ目標の導入と追加緩和を決定した。NY金市場はこれを好感して買われ、前日比6.2ドル高の1693.2ドルで終了。ただ、1700ドル近辺では、上値が重く次ぎの材料待ちとなっている。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、模様眺めとなりそうである。
一方、国内の金相場は、これまで大胆な金融緩和期待が先行する形で円安が進行いていたことを手がかりに買われていた。為替相場が、一旦材料出尽くし感から調整的な円買い・ドル安が台頭してきたため、金相場も連動して調整局面となりそうである。
本日夜間取引時間は、海外では目立った材料には乏しいため、大きな変動は考えにくいが、調整の円高進行には十分な注意が必要と思われる。
夜間取引レンジ 4,770円~4,835円
中川
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