平成25年1月21日(月) 雑感

暁投資顧問さん
暁投資顧問さん
日経平均は反落。
最近妙にボラティリティが大きい。
要人発言で為替が大きく上下にぶれ、それに対して日経平均先物が連動する流れ。
先物の動きで裁定買いされている値嵩株ファナック、ファーストリテイリングなどに影響が現れ、結果日経平均現物指数も合わせた動きに。

先週末に発表された1月第2週の投資主体別動向では個人が9週ぶりに買い越してきた。
外国人は9週連続の買い越しである。
いわば個人も外国人投資家も買っているわけで、強いのも頷ける。

しかし、個人が飛びつき買いに転じて来たということは調整が近いと危惧するべきだろう。
投資やトレードは長い目で見た場合9割の人間が負けるという。
勝てるのは1割・・・自分が9割の人間と同じ側に属すると気付いたときは気をつけた方が良い。
勿論、予想外にラリーが長く続く場合もある。
ただ、下落相場で溶かしてしまっては意味がない。
市場はアベノミクスに対して「今度ばかりは違う」と熱視線。
しかし、今度ばかりは違うという予想が当たった試しは殆どない。
若干俯瞰した目でマーケットを眺める必要もあるだろう。

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