
全日空ボーイング787のトラブルで、発煙元となったバッテリーのメーカーGSユアサ=21日午前11時50分、京都市南区
全日空ボーイング787の重大トラブルで国土交通省は21日、発煙元となったバッテリーのメーカー、ジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ、京都市)を、航空法に基づき立ち入り検査した。
米ボストン国際空港で起きた日航787の出火トラブルとの関連調査で来日している米連邦航空局(FAA)の担当者も、米国の法律に基づいて検査に同行した。
また国交省は、運輸安全委員会から、787のフライトレコーダー(飛行記録装置)の電気系統に関するデータを受け取ったことを明らかにした。トラブルの再発防止に生かすためだという。