モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望105
アメリカの12月の住宅関係指数が、良好であった。失業保険も、市場予想より、少なかった。しかしながら、一月のフィラデルフィアはマイナスであり、一月のミシガンは、市場予想より、悪化していた。
円は、日銀の会合(21日、22日)があり、これを意識して、90円台を回復したとされている。
今週は、たいした指標もなく、日銀の金融会合ぐらいである。
先週は、一時、円高に振れることがあり、おそらく、利益確定の売りであると推測される。
株も、円高に振れたことにより、株も、大幅安になった。しかしながら、翌日には、大幅高となり、その値動きの荒さが特徴である。
つまり、何らかの衝撃があれば、すぐに、利益を確定する動きが出ているということで、相場が、不安定であるということを表している。
来週の、1月31日に、スペイン国債の、償還があると、記憶しているが(たぶん)、今まで、ユーロが売られていた、理由が、ユーロが消えてなくなるというものであった。財政赤字を抱えた国が、ユーロ圏から脱退するのでユーロが危ないなど言っていたが、財政赤字を抱えた国は、ユーロ圏から脱退するよりも、ユーロ圏最大の勝ち組、ドイツにたかったほうが、その国益にかなうのである。ユーロの崩壊は、ドイツが脱退した時である。
現状では、あまり意識する必要もないと思うが、今週は、材料が不足しているので、ひょっとすれば、仕掛けてくる可能性もあるので、注意である。
株は、高値圏で、値動きが荒くなっているので、注意が必要であるが、現状では、持ちっぱなしにしている。
<為替相場>
ドル円 89.20~91.20
ユーロ円 118.20~122.20
ユーロドル 1.3250~1.3520
今週は、材料が乏しいので、通常の範囲での、値動きかと考えている。円は、まだ売られそうであるが、92円ぐらいが限界ではないかと考えている。そのあたりで、また、利益確定されるのではないかと考えている。
ユーロは、材料が乏しくなると、問題を抱えているだけあり(財政赤字と、それに伴う緊縮財政、および、多数の国の金融を、ECBが、になっているということ)、売られやすい。
しかしながら、現状で、それも難しそうである。
ユーロは横ばいで、円は円安。ドルは、債務上限問題があり、FRBが、突然、金融引き締めを行うとも、考えられない。となれば、ドル安である。様子見を、決め込んでいた日銀が動き出したので、通貨安競争の幕開けか?
ただ日本は、国債の発行高が、大きすぎるので、国債の値段が下がるのは、危険である。
<株式相場>
日経平均 10520~11200
これでもかこれでもかと言わんばかりに、買われている状況である。この株高がいつまで続くのかが問題である。
値動きが荒いのだけは、要注意である。