NY東京底打ちか、確認がほしいが

時間がなくて日記の更新ができない間に大きな動きがでてきた。NYダウは4月1日に大きく391ドルも上昇、2日は小動きで12626となっている。リーマンの増資をきっかけに金融不安が後退したということのようである。一目均衡表をみると、先の高値をぬいて、雲の上限12707、2月27日の前の高値12756を抜けるかどうかというところに来ている。日足のRCIは天井圏だが、MACDが昨年10月以来はじめて本格的にゼロラインを突破してきており、日足は戻りをためしてゆくプロセス。週足はまだ雲の下限や基準線に届いていないが、MACDやRCIが底打ちを示し始めているので、中期的にも一応戻りにはいってきたようだ。ただ月足をみると基準線12440を回復しているが、まだRCIは下降中であり、まずはこの基準線固め、月足転換線12916へ戻れるかという局面であるようにみえる。本格的な回復となるかどうが、一月ばかりもう少し見極めがいるかもしれないが、底は固まってきた感じがする。バーナンキさんは警戒感を緩めていないが、市場は、最悪期を脱した期待感で買っているところ。期待感が本物かどうか微妙というところであろうか。



為替も少しドル高(円安)方向へ戻ってきた。日足では基準線101・95を突き抜けてきた前回のドル高の高値103.52をトライしている局面である。RCIは天井付近まで来ているので、どんどんドル高になるとも思えないが、MACDは急上昇しており、転換線が基準線とクロスするところまできている。ので、103を抜ける可能性がでてきている。週足では大きな陽線がたって転換線をぬけたところだが、基準線は106円で、MACDもRCIも底打ちしつつあるが、トレンド転換まではかなり距離がある。105-6円までは、かなり戻りをうられてくるかもしれない。



日経平均は、2日、3日とかなり大きく上げて13389と、転換線、基準線をこえて雲の下限13483に迫っている。だがNYと違い、RCIは天井を売っており、MACDは上昇しているがまだゼロラインまえ。週足も転換線12898を大きく抜けたが、基準線は14589とかなり上であり、戻りをこなしてここまでゆくのはまだかなりエネルギーがいりそう。だが、週足でもMACDとRCIは底を打ってきているので、中期的に戻りにはいりそうな気配である。月足は雲の中、13750がつき足の雲の上限であり、このあたりをぬけ、月足のRCIが底をうってくれば、少なくとも調整が一巡し底打ちがでてきた感じになり図柄が変わるのではないかと思うが、確認をとりたいところである。
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