17日のNY金相場は、この日に米労働省が発表した新規失業保険申請件数が2008年1月以来の低水準となった事に加えて、米商務省が発表した12月住宅着工件数が2カ月ぶりに回復した事など、堅調な米経済指標を受け、量的緩和の早期終了観測が浮上し、金相場を圧迫したが、その後に発表された1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数がマイナス5.8と前月から大幅に悪化した事をきっかけに、米景気回復に対する楽観的な見方が後退し、量的緩和継続に対する期待感から、金相場は反転し上昇基調となった。
本日の夜間取引は、(18:30)英12月小売売上高指数、(23:55)米1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値と経済指標発表は予定されているが、米国の連休(21日キング牧師誕生日)と日銀金融政策決定会合を控えて、ポジション調整の動きが強くなると思われる。
夜間取引レンジ 4,869円~4,955円
池末
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