16日のNY金相場は、世界銀行の世界経済見通し下方修正で売り込まれる局面もあったが、米地区連銀経済報告書(ベージュブック)の公表を控えて、様子見姿勢が強い中で、方向感を欠いた取引となった。この日に発表された米地区連銀経済報告書(ベージュブック)で不動産関連の底堅さは確認されたが、雇用面に特段の変化は無く、景気は全体として緩やかな拡大と、これまで通りの基調となった。月末のFOMCでの金融緩和策の行方を見極める材料とはならなかった。
本日の夜間取引は、(18:00)ユーロ圏ECB月例報告、(22:30)米12月住宅着工件数、米新規失業保険申請件数、米12月建築許可件数、(24:00)米1月フィラデルフィア連銀景況指数の注目の経済指標発表があり、相場は上下すると考えられるが、むしろ明日に発表される(11:00頃)中国の10~12月期国内総生産(GDP)など各種経済指標がより重要か?
夜間取引レンジ 4,751円~4,822円
池末
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