それにしてもチャートやテクニカルを勉強して、これまで信望して来た方からは、
日経・主力株の切れ目のない上昇に「ダメじゃないか!!教科書通り、ソコでちゃんと下げないと(--〆)」
って愚痴が聞こえてきそうな強さです☆「乗りにくい相場は強い」という諺もありますが・・・。
で、この日経の上昇に死角はないのか?あえて考えてみました。
①外国要人からの円安けん制発言で、円安の勢いが止まる
すでに一昨晩ですか、ブラードというセントルイス連銀総裁から「近隣窮乏化政策」という訳の分からん言葉を使って、日本の円安政策に困惑?とのニュースが流れています。とうとう出て来たな、という感じ。
昨夜もフュラデルフィア連銀総裁から「国際的な通貨戦争への突入を警戒」の発言が出ています。
ドル安政策はソレに入らんのか!と思うんですが、彼らの頭の中ではお門違いみたいです(-_-;)
今勢いのある安倍総理と今月会談しなかったオバマ。「チョットいじめてから会おう」・・・って考えすぎかな^^;
②円安にもかかわらず3Q決算で上方修正なしで失望売り
日本の経営者の業績見込みは、昔からほとんどが堅く・保守的。
ハードルを低くするための株主無視の下方修正は早いくせに、途中のハードルを上げる修正には消極的★
為替は変動して円安は一時的なコトもあるんで「通期は変更せず」~コレは当然、今回は失望売りでしょう。
③可能性は低いと思いますが、日銀会合で市場期待への裏切りが出る
日銀のインフレ恐怖症は伝統的なモノです。ポッと戻って来た・安倍総理の強い押しくらいで簡単に崩れるか?出来るだけ「あいまいに」「実効性が薄れる」内容を最後まで検討するハズです。
日銀法改正の恫喝があるとはいえ、官僚文学的表現で誤魔化される恐れはあります。
ともかくココまで「乗ったら乗りっぱなし」が正解で、「一旦降りたら乗りにくい」相場。
乗れない積み残しもけっこういるのでは?と思うんですが。
中には開いているバスもあるのに、皆さん満員バスの方が断然お好きな様で(ーー;)