先週金曜日の米国株式相場は上げた(DJIA +43.85 @13,435.21, NASDAQ +1.09 @3,101.66)。しかし、本日の日本株全般は小高く始まったものの陰線で終える銘柄が非常に多かった。東証1部では、上昇銘柄数が838に対して、下落銘柄数は763となった。騰落レシオは144.12%。東証1部の売買代金は1兆8361億円。
TOPIXも日経平均も高く始まったがすぐに失速し陰線で終えた。TOPIXはかぶせ線、日経平均は陰線で包み線を形成し、ともに売り線となった。3市場の信用評価損率は12月14日現在のもの(-6.87%)しか公表されていないが、その後の相場の続伸を考慮すると、信用評価損どころか評価益となっている可能性すらある。信用買い残が全体として評価益となるのは非常に稀であり長くは続かない。現在の相場は高値警戒圏の中の最高値圏にあると言えるだろう。
TOPIX -7 @881
日経平均 -89円 @10,599円