選ばれる。
それは複数のものから対象として抽出されたこと。
それは何かの意見が集約された結果でもある。
たとえば、円安になったのは、他の通貨が選ばれたからであって、
株高になったのはみんなが株を選んで買ったから。
自民党が選挙で勝ったのも(理由はどうあれ)みんなが自民党に投票したから。
選挙の話はさておき、
投資とは将来的に多くの人に選ばれるものを先に選んでおくことに他ならない。
しかし、注意が必要だ。
どんなに多くの人に選んでもらっても、それが上昇するとはかぎらない。
…なぜかって?
例えば、ドルが人気で多くの人に選ばれているとしよう。
しかしどんなにドルが人気でも、
その人気を超えてドルをすり散らかしたら、いずれ価値は下がる。
需要と供給の問題だ。
また、何かの理由でもう選ばれることはない、という場合もあるので要注意だ。
たとえばこんな風に ↓
http://matome.naver.jp/odai/2131113996616182201/2131114076216201403
彼はここでは12のメンバーに選ばれるのは厳しいが、
ベトナムでなら栄光をつかめるだろう。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2784458/6764225
…冗談はさておき。
たとえば将来的に人気が出そうでも、その企業が上場廃止になったら、
今後は適正価格で売れるかどうかは分からない。
つまり、選ぶにしても人気の有無だけでなく、
投資対象の背景に注意する必要がある。