3日のNY金相場は通常取引後の、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で毎月850億ドルの債券購入が2013年中に終了する可能性が示され、この日発表の12月のADP雇用報告が市場予想を大幅に上回った事から緩和策の早期解除が現実味を帯びて来た為、ドルが一段高となり金は反落した。
本日の東京金夜間取引は、ADP雇用報告が好調な内容だった事から、本日発表される12月の米雇用統計に注目が集まる。市場予想(非農業部門の新規就業者数が15万人増、失業率が7.7%)を上回って来る様になれば、一段のドル高・円安が進みそうで、金へのファンド筋の売りが一段と加速しそうである。NY金は再び200日移動平均線の1,660ドル台を下回って来ている事から、円安で上昇している東京金は戻りは売りが有効と思われる。
夜間取引レンジ 4,601円~4,716円
池末
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