アメリカがクリスマス休暇中に日本中心に株価が続騰し、日本が正月休暇中にアメリカが株価を上げたようだ。この間に、ドル円が87円をユーロ円が115円を一時超えるという円安進行になった。円安行き過ぎと見られたかもう下げに入り、日本の市場開始時にはドル86円台ユーロ114円台に戻りそうな勢いだ。
ダウは13100ドルを回復し、その他の外国株も年末の高値を目指したり続騰傾向にある。
要因は、アメリカの財政の崖問題への解決気配だ。方法論で折り合いを付けたい与党と野党の気配を好感しての上げのようだ。
日本株は、安倍内閣の景気刺激対策への期待で上げているで、外国資本が積極的に入っていないらしく、いつ行き詰まるか注目しているという海外の冷めた目が報道される始末だ。
しかし、アメリカの量的緩和を日本がすれば、初期には円高も株価も好転することは実証済みだし、行き過ぎればヨーロッパなどで実証されたように、また、日米のバブル景気のように、急速に悪化してしまうことも分かった上での動きなので、年明けから下げに入ることは考えにくい状況となっている、とも言えよう。
というわけで、財政の崖問題を解決してもにわかに織り込み済みとはならず、暴落も考えにくい。
以上から、1月はさらなる高値を探りつつ、円安がどこで止まるかに注目する1ヶ月となりそうだ。
picsをざっと眺めると年末年始の整理の結果として、製造関係と金融関係、そして、建設関係に偏っていることが感じられる。個別にチャートなどを再度確認して、中期限定での是非を判断すべきかも知れない。
その他
個人的な1月の活動としては、結構いろいろありそうなので、体調を崩さないように計画的に行動していきたいものだ。(健康第一を再度確認中・・・)
北陸から北日本にかけての西側での大雪も、石川県は境目となっていて、たいしたことが無いようだ。時折やってくる積乱雲(雪雲・雷雲)に注目していれば先駆けての対処が簡単にできそうだ。(その意味では灯油をそろそろ買い込みしたいね)
1月第1週の憶測・・・基本は上昇。円高懸念が出てこないかに注目しながらの買い気配で臨みたいものだ。(個人的には資金とにらめっこ状態だが)