瀬戸内海に南方からフグ珍客

arama-さん

 

 南方の珍しいフグが、独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(廿日市市丸石)に持ち込まれた。山口県田布施町沖で今月中旬刺し網にかかったもので、瀬戸内海では報告例が3件しかないサザナミフグだった。

 全長8・8センチで、濃い茶褐色をしており背側は白い斑点、腹側は波模様というおしゃれなスタイル。沖縄県などのサンゴ礁域に生息する熱帯の魚で、成長すると45センチ程度になるため幼魚とみられる。

 瀬戸内海では山口県周防大島町や兵庫県などで報告例がある。

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