「財政の崖」回避へ 米上院が法案可決

arama-さん
米上院は1日未明(日本時間同日午後)、減税失効と歳出の強制削減が年初に重なる「財政の崖」の回避に向けた法案を、超党派の賛成多数で可決した。年収45万ドル(約3900万円)未満の世帯で減税を恒久化する一方、歳出の強制削減開始を2カ月遅らせる。下院でも同日以降に採決を予定している。

 全世帯で増税となる「崖からの転落」の期限だった昨年末には間に合わなかったものの、法が成立すれば経済に深刻な打撃が及ぶ事態は避けられる見通し。

 ただ税制改革や財政再建の包括策については合意を先送りしており、さらに与野党の厳しい交渉が続きそうだ。

arama-さんのブログ一覧