恐る恐る慎重に上げているように感じる

優利加さん
優利加さん

昨日は久しぶりに大学時代の同級生らとミニ同窓会をやった。日本の英語教育のあり方について白熱した議論を交わした。私は大学入試制度を大幅に改革しない限り、日本人の世界最低の英語力は変わらないと主張した。英文法を教えるのが難しいという意見があったが、そんなもの中原道喜氏の「マスター英文法」一冊を通読して独習すれば完璧になるので簡単じゃないかと私は言ったが、そんな簡単なことが今の高校生にはできないそうだ。現役の高校英語教師の悩みはいかにして生徒にモチベーションを持たせるかということだという。その問題は高校性に限らず大学生にも当てはまる。私も日夜そのことを考えおり、試行錯誤の毎日である。3割の優秀な学生、4割の普通の学力の学生、そして3割のやる気も学力もないどうしようもない学生のミックスをを如何に教えるかは、ある意味で、株式トレードよりもはるかに難しい。昨日12月28日が仕事納めだった。これで短い冬休みに入った。

本日は年初来高値で大納会を終えた。大納会が年初来高値で終えるのは1999年のITバブル以来のことだった。しかし高安はまちまちで東証1部では上昇銘柄数が821に対して、下落銘柄数は732となった。騰落レシオは142.65%。東証1部の売買代金は1兆4746億円。ドル円為替レートが86円台半ばまで円安となったことが支援材料となった。外貨建て輸入額が外貨建て輸出額よりも大きくなった日本経済にとって本当に手放しで喜べることなのだろうか?90円程度が限界と見る識者もいる。

TOPIXも日経平均も十字足で上げた。恐る恐る慎重に上げているように感じる。その主な原動力が為替相場の円安だ。

TOPIX +5 @859
日経平均 +73円 @10,395円

優利加さんのブログ一覧