25日のNY市場は、休場であったが時間外取引が再開してからは軟調。これは、米国の「財政の崖」問題の協議が27日に再開されるが、減税失効となるまで実質28日までの2日間となってきたため難航が予想されることが背景にある。協議の進展がなければ、株式や商品市場全般に影響を及ぼし圧迫要因と成りかねない。しかし、最近の金はリスク資産なのか安全資産なのかの見極めが難しく、先行き不透明感が強い。一部織り込みとの見方もあるが、油断は禁物である。一方国内相場は、安部総裁のインフレ発言に反応して円安が進んでいるため買われているが、最近の円安進行はやや過剰な動きとも思える。しかし、休場明けのNY市場でさらに動意付く恐れもあるため十分な注意が必要である。
本日夜間取引時間は、米「財政の崖」問題の行方次第であるが、為替相場の進行も合わせての判断が必要であり、神経質な取引展開になると思われる。
夜間取引レンジ 4,513円~4,594円
中川
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