三菱電機は21日、防衛装備品をめぐる水増し請求問題で、過大請求と違約金の返納額(延滞利息を含む)が合計で773億円にのぼる、と発表した。1社の返還額としては過去最大級になる。
[三菱電機] 山西社長を半年間の減給など処分 「法令遵守で重大な反則」
返納金を営業外費用として計上するため、2013年3月期の連結最終利益を、従来予想から700億円少ない500億円に下方修正した。
同日会見した山西健一郎社長は「重大な反則行為があった。深くおわびする」と陳謝した。
これまでの防衛省や会計検査院の調査によれば、防衛装備品の開発費用は製品が限られた分野でしか使われない特殊性から事実上市場価格がない。このため三菱電機が見積もった材料費や作業時間を参考に、防衛省側が予定価格を算定して発注。三菱電機は作業時間を水増しして防衛省に請求し、代金を受け取っていたという。
たまたま売ってたけど、どう動くかな。
けど作業時間水増しとか、こんな事やっても、仕事受注できるとは羨ましい。