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“世界が終わる日” 各地で様々な騒動

 12月21日で世界が終わるといういわゆる「終末論」をめぐって各地で様々な騒動が起きています。その根拠のひとつとされる、古代マヤ文明の遺跡があるメキシコの町には大勢の人が集まっています。

 「マヤ遺跡の1つ、メキシコ・チチェンイツァの神殿の前です。5100年あまりを周期とするマヤ暦の最後の日にメディアもご覧のように大勢集まって注目しています」(記者)

 高度な天文学の知識を持っていたマヤ文明。紀元前3114年を「世界がつくられた年」とする暦が、21日に終わることが話題を呼び、連日、大勢の観光客が訪れています。ここでは新しい暦の始まりを祝おうとする人がほとんどで、終末論の怪しげな雰囲気はありません。

 「もし、世界が終わるなら、ここはいい場所よ。だってテキーラが飲めるから」(メキシコ人とインド人のカップル)

 遺跡の周辺に昔から住む人々は、今もマヤの数字や暦を日常生活で使うなど、昔ながらの生活をしていますが、終末論には否定的です。

 「(終末論は)本当の話だと思いません。人々が勝手につくりあげているだけですよ」(遺跡周辺に住む人)

 暦が変わる21日には、5万人以上が遺跡を訪れると見られています。

 一方、こちらはフランス南西部のビュガラッシュ山。「世界最後の日」にここだけは助かる、と一部の人の間で信じられています。

 「マヤ暦の世界の最後の日の前日になって、ちょっと変わった方たちが増えてきました」(記者)

 ふもとの村には、これまでなかったレンタカー店ができました。看板には、「新しい世界の初めての支店」という文字が書かれています。そして、いよいよ「21日」がやってきます。

 「日付が変わって、今21日になりました。この道をたどっていくと、唯一助かるとされた山があるんですが、何も変化を感じることはできません」(記者)

 この村では、警察官を100人規模に増員し24時間体制で警戒しています。今回の終末論騒動に、この人も発言しました。

 「世界の終わりがいつかを知っています。およそ45億年後です」(プーチン大統領 20日)

 さらに、イタリア・ナポリでは、厄払いとして「巨大な赤いツノ」が登場しました。土産物屋には、伝統的な「このツノ」を求めて大勢の人が集まっています。

 「最後の日」をめぐって世界中で話題を呼んでいます。(21日11:42)

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