当然の調整だが

優利加さん
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昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -98.88 @13,251.97, NASDAQ -10.17 @3,044.36)。ドル円為替相場が84円台を割り込んだこともあり、本日の日本株全般は反落する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が752に対して、下落銘柄数は801となった。騰落レシオは163.78%と依然として歴史的高水準にあり、テクニカル的には買われすぎの状態である。この過熱感は一旦は調整して冷やさないと持続的な上昇は困難となる。東証1部の売買代金は2兆856億円で、昨日に続き2兆円台を維持した。

TOPIXは小幅反落、日経平均はやや大きく反落した。テクニカル的には過熱気味なのでこの程度の調整は当然であろうが、相場が過大な期待を抱いて織り込んでいなければ良いが。安倍政権は10兆円規模の補正予算を2月頃には成立させることができるだろうが、200兆円の国土強靭化計画の話は具体案もなく本当に実行可能なのか?その場合、財源はどうするんだろうか?ただでさえ税収不足のため税収以上に国債発行に依存している現状で、資金繰りの目処は立っているのか疑わしく思うのは私だけではないだろう。さらに日銀法まで変えるという話だが、非常な困難を伴うだろう。

TOPIX -1 @838
日経平均 -121円 @10,039円

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